現在、世界第一位の外貨準備保有国は日本です。しかし、2005年6月の中国の外貨準備高は7110億ドルに達し、同年1月より1010億ドルという目覚しい増加を見せています。このペースで行けば、近い将来、中国が日本を抜いて世界一の外貨準備保有国となるかもしれません。
この現象は、2003年中国政府がQFIIの導入を本格的に始めたことによる成果の表れです。しかし一方で、外貨の管理を強化しなければいけないため、中国人民銀行(中央銀行)にとって、これが2005年の最重要課題になるでしょう。
※
中国株 情報